民事再生法の手続きで、経営再建を目指す丸和商事(ニコニコクレジット)に新たな動きがありました。
2011年8月19日の丸和商事(ニコニコクレジット)公式ホームページの発表によると、民事再生手続を行った結果、東京地方裁判所が指定していた2011年8月19日までの再生計画案の提出期間を、同年9月30日まで延長することになりました。
同サイトの「民事再生手続開始決定に関するお知らせ」では、他の消費者金融の民事再生手続きとは違い、再建届出書を送付しなくても債権者としての権利がなくなることはないとのことです。
今後の流れとしては、今年の秋以降、債権の届け出があった利用者に対して再生計画案(再生計画が記された案内書)と議決表が郵送され、その後行われる債権集会にて、再生計画案の合否を決める投票が行われます。
この投票で可決になると、再生計画案が認可され、定められている分の弁済率で過払い金が配当されるようになります。
このように過払い金の返還率については、今後、丸和商事(ニコニコクレジット)とそのスポンサー、そして裁判所が計画を立てて決定していくことになりますので、完全に弁済率が何%になるかは再生計画案が認可されなければ知ることはできません。
丸和商事(ニコニコクレジット)にお金を借りていたご記憶のある方は、すぐに手続きされることをおすすめします。ぜひ、一度ご相談ください。